- 任意整理をリアルに体験した話を聞きたい人
- 任意整理をやる流れを詳しく知りたい人
- 任意整理して延滞した時どうなるのか知りたい人
任意整理の事をネットなどで調べてみてもいまいちイメージが湧かないので、実際に行動に移すとなると少し気が引けたりしますよね?
「任意整理はぶっちゃけどういう流れで行くのか?」や「もしも返済中に延滞したらどうしよう?」など、何となく不安になったりします。
ですが当記事では私が実際に体験した任意整理をリアルにお伝えするので、上記のような心配事が気にならなくなります。
という事で、早速、「任意整理リアル体験談」をご覧ください。
ちなみに、タイトルにあるように任意整理後に返済が遅れてしまった場合が気になる人はコチラからご覧ください。
この記事の流れ
- 任意整理を依頼した流れ
- 任意整理を司法書士に依頼
- 司法書士による債権者との交渉開始
- 任意整理してから約3カ月後に返済開始
- もしも返済が遅れてしまったら
- 任意整理体験談【まとめ】
任意整理を依頼した流れ【体験談】
私はパチンコが原因で借金を300万円もしてしまいました。
さすがに毎月の返済が厳しくなり生きた心地がまったくしなくなってきたので、さすがにヤバイと思い四苦八苦していました。

市の広告から任意整理を初めて知る
ある日、毎月1回朝刊と一緒に配られる市の広告を何気なく見ていたら「司法書士による多重債務者電話相談」という項目があったので、わらにもすがる思いですぐに電話をかけました。
電話に出た相手は知的な話し方をしていた男性の方で、私の住んでいる近くにある「司法書士事務所」を紹介してくれました。
任意整理を司法書士に依頼【体験談】
決められた日にちに、紹介された司法書士事務所に行ってみたらなんと女性の方でした。
司法書士の人はまったく硬い感じがなく、逆に気さくな感じで迎えてくれたのが今でも印象に残っています。

どこから、どのくらいの借金をしてるか聞かれる
早速、仕事に取り掛かってもらい、
- どこの金融会社を利用しているか
- 各金融会社からどのくらい借金しているのか
- どのくらいの期間借りているのか
を、聞かれました。
ちなみに、「借金した時の契約書や明細書」などの提出は求められませんでした。
メモ用紙に、上記の質問の答えを大雑把な感じで書いていきました。

介入通知を各債権者にFAX【6社分】
「介入通知」これ、最強です。(笑
介入通知とは、「司法書士が債務者(私)の代理人となるから一切の連絡は司法書士にして下さい。」といった物で、さらに、「これから債務整理するので一旦請求をストップして下さい」という効果も持っています。
という事は、「債権者との交渉が決まるまで一切の返済はしなくてもいい」という事になるのです。
司法書士への着手金【分割払い】
各金融会社に介入通知を送ったあとに、今後の説明を聞いてから着手金の話になりました。
司法書士によっては着手金の料金は違いますが、今回紹介されたところは1件に付き3万円という安い料金で済みました。

司法書士の人が言うには、他の所では1件に付き4万円だったり5万円だったりしているみたいです。
また、弁護士だと最低でも5万円+相談料5千円など、結構高いとの話もありました。
私は毎月3万円づつ分割して払うと約束して初日は終わりました。
もしも着手金を延滞してしまった場合
もしも司法書士に払う着手金を延滞したらどうでしょうか?じつは私は延滞した事があるんですよね(笑
支払いストップしたおかげで余裕ができてしまい、ついパチンコに行ってしまいましたorz
さすがに「パチンコしちゃいました\(^o^)/」なんて言えず、嘘をついてなんとか許してもらいました。
といっても、相手の司法書士の人はアッサリと「来月でいいよ♪」と言ってくれて何だか拍子抜けしましました(笑
司法書士による債権者との交渉開始【体験談】
初日は借金していた消費者金融と金額について答え、介入通知を送ったところで終わりました。
その後は毎月事務所に行って3万円を払うついでに、交渉の進み具合を3カ月間聞きながら待ち状態に突入です。
交渉はすべての金融会社(6社)にするので、さすがに時間が掛かります。ですが、その間は支払い停止中なので気が楽です。
任意整理してから約3カ月後から返済開始【充電期間終了】
返済がストップしている3カ月間は夢のような日々でした。
借金の返済がなかったおかげでやっと普通の日常を味わう事ができたからです。(といっても司法書士の人への着手金は支払っていましたが。)
しかし永遠に続くわけでは無く、本格的な返済が開始されます。
返済開始する前に各金融会社から和解書となる書類が司法書士へ送られ私に渡されるので、返済開始月からは記載されている口座に指定された金額を振り込みます。
私が支払う額は毎月42,000円の5年返済で決定
任意整理したおかげで過払い金が発生して約40万円ほど減額されました。
なので総額約260万円の返済です。
昔は利息制限法で決められた上限金利以上の金利を設定していたので多めに利息を取られていました。そして改めて利息制限法で計算し直した金利と今までの金利の差が払い過ぎた利息「過払い金」となります。
利息制限法とは・・・長くなるので後日解説します。
5年返済(正確には5年と2~3カ月だっけ?)なのでとても長く感じますが、任意整理する前より間違いなくマシです。
任意整理前よりあきらかに楽にいられる
もし任意整理する前に毎月42000円払っていたとなると、一月で利息が3万円以上していたのでほとんど元金が減らないことが分かります。
ですが、任意整理したおかげで42,000円まるまる元金に充てられるので、借金が確実に早く無くなりモチベーションはアップします。
なので、任意整理する前より遥かにマシという訳です。

もしも返済が遅れてしまったら【だらしない人必見】
せっかく和解して利息0円にしてもらったのに、もしも返済を1日でも遅らせてしまったらどうなるのでしょう?
ハイ!私は遅らせてしまいましたorz
しかも忘れていたのではなく、またもやパチンコをやってしまって返済に回すお金まで使ってしまったのです。

ここはかなり焦る場面です。
和解書を思い出すと、「返済を滞るようだったら今までの遅延損害金を合わせて全額返済を要求する」というような文面があった気がしました。
そりゃそうですよね?利息カットしてあげたのにそれでも払えないとなると怒るに決まっています。
ですが、相手は鬼ではありませんでした。
すべての金融会社の和解書をよーく見てみると、「2回以上遅延した場合・・・」ということが書かれているのに気づきました。
そうです!1回目は見逃してくれるという事なんですよね!
という事で、途中の1社分の一月分の支払いを延滞しました(笑

任意整理体験談【まとめ】
任意整理を知ったキッカケは新聞の広告でした。
広告に電話したら近くの司法書士を紹介され、そこで任意整理を開始しました。
まずはじめは「債権者」「借金額」「債務契約期間」を答え、司法書士は各金融会社に「介入通知書」を送ります。
介入通知を受け取った金融会社からの催促や連絡は一切私と繋がらなくなるので、今後は司法書士から状況を聞く事になります。
ちなみに司法書士の着手金は分割払いにしてくれます。
本格的な返済は司法書士と債権者との交渉が成立した後になるので、その間の期間は一切の返済はストップします。
その後、和解書を司法書士から受け取ったら返済を開始する状況になります。
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