禁煙に失敗しない為にはどうすればいいの?
といった疑問にお答えしていきます。
禁煙をするには失敗パターンをあらかじめ知っておきたいですよね?
禁煙は色々と不安があるので、先に失敗するパターンをあらかじめ知っておけば心構えができるものです。
そこで今回は、「禁煙に失敗するパターン」と「失敗しない為の心掛け」をお伝えします。
また、禁煙を始める簡単な初期準備もあわせて紹介しますので、禁煙をする前には是非実行して下さい。
禁煙に失敗する5パターン
- 嫌な事があった時
- 気が緩んだ時
- 禁煙にネガティブな感情を持った時
- 他人がタバコを吸っているのを見て羨ましく思った時
- 禁煙補助薬に頼り過ぎた時
です。
順番に解説していきます。
嫌な事があった時
上司から怒られた時やイライラしている時。
仕事で失敗した時や自己嫌悪におちいった時なんかは、「もういーや!禁煙もうおしまい!!」と自暴自棄になって吸ってしまう可能性があります。
私の知り合いが禁煙を失敗した原因はまさに「仕事のストレス」でした。
知り合いの人は1カ月ほど禁煙を継続していたのですが、ある日仕事がうまくいかずイライラして吸ってしまったそうです。
気が緩んだ時
友達や会社の人から「1本吸うか?」と言われた時や、飲みの席などでは注意が必要です。
つい誘いに乗ってしまって吸ってしまったり酔った勢いで吸ってしまう可能性があります。
その時は「1本ぐらいだったら大丈夫」と思っていても、吸ってしまうと過去の記憶がよみがえり絶対確実に「更にもう一本」と吸ってしまいます。
そうなると過去の生活に逆戻りです。
禁煙にネガティブな感情を持った時
初めの1週間から1カ月ぐらいは、何度かネガティブな感情を持ってしまいます。
たとえば、「いつまでシンドイ思いしなくてはいけないのか?」や、「禁煙ってつらいな」などです。
「禁煙=我慢すること」と考えてしまうとネガティブな感情ばかり浮かび上がります。
禁煙にネガティブになると「我慢」「根性」「罰ゲーム」みたいなイメージになって行くので、毎日がツラくなり禁煙が失敗してしまう恐れがあります。

他人がタバコを吸っているのを見て羨ましく思った時
禁煙を始めた当初は、他人が吸っているタバコがうらやましく思ってしまいます。
あまりにも意識し過ぎていると、タバコを吸ってみたくなるので注意です。
対処法は、相手を「可哀そうな人」だと思う事です。
相手を「禁煙に踏み切ることができない可哀そうな人」「一生、タバコに洗脳されているのか?!」など思う事です。
禁煙補助薬に頼り過ぎた時
禁煙補助薬とは、ニコチンガムやニコチンパッチなどです。
禁煙外来に行ったり薬局で手に入れることができますが、私個人的にはオススメしていません。
結局ニコチンを吸収するのでニコチン依存症から回復するのに時間が掛かります。
また、禁煙補助薬で禁煙をある程度達成できたとしても、禁煙に対しての考え方が正しくないといつかは吸ってしまう可能性が高いです。

禁煙に失敗しない為に心がけたい事3選
- 禁煙を楽しむ事
- 禁煙で失うものは何もないと思う事
- 禁煙を達成した人は特別ではない事
です。
禁煙を楽しむ事
コレ重要です。
禁煙を楽しめば絶対に禁煙を失敗することはありません。
具体的に言うと、
吸いたい気持ちになったら、「今耐えれれば身体が健康に一歩近づく」や「深呼吸してエアタバコをしようっと」ってな感じにポジティブになる事です。
禁煙で失うものは何もないと思う事
実際にその通りです。
喫煙は、健康、お金、吸っている時間が失っていきます。
禁煙すると「食後の一服」などの楽しみが無くなると言いますが、むしろ禁煙してタバコがいらない状態になれば「食後の一服に勝る楽しみ」を得ることができます。
それは、「タバコが心の底から吸いたくない」という気持ちです。
あなたには、この気持ちを味わってほしいです。
今は「ふーん・・・で?」みたいな感じかもですが、禁煙していればいつか分かります。

禁煙を達成した人は特別ではない事
禁煙は、根性や我慢強さは必要ありません。
なので、「意志が弱い人」でも禁煙は簡単にできます。
当ブログでは禁煙は自力でやった方が良いとしていますが、決して「根性論や我慢強さ」で乗り切るという事では無く、禁煙に対しての考え方を変える事で禁煙を達成させるというのが目的です。
なので「意志が弱い人」でも簡単に禁煙ができます。

禁煙に失敗しない為の初期準備
- 禁煙をスタートする日を設定する
- 禁煙を開始する時は必ず1日の始まりから
- ニコチンについての知識を得る
- 最後の一本はよく集中して吸う
- 灰皿やライターを片付ける
という流れで準備します。
禁煙をスタートする日を設定する
禁煙をするにはまず、禁煙スタートをする日を設定します。
スタートする日は翌日以降いつでもいいです。
あらかじめ禁煙スタート日を設定する事によりその日に向けて心の準備ができるからです。
例えば、禁煙開始日を3日後にして当ブログで禁煙知識を得て心の準備をすれば禁煙達成率が高まります。

禁煙を開始する時は必ず1日のはじまりから
禁煙を始めるなら必ず「次の日の始まり」から行動した方が楽です。
最後のタバコは前日の寝る前なので、次の日起きた時にはすでに睡眠時間以上の禁煙時間を楽に取得しています。
なので禁煙を始める時は必ず次の日の起きた時からにして下さい。
ニコチンについての知識を得る
ほとんどの人は「ニコチンは依存性がある」というのは知っています。
ですが、当ブログで言うニコチンの知識とは依存性の事はもちろんですが、ニコチンが引き起こす勘違いや中毒性などを解説しています。
ニコチンの本質を理解することにより禁煙が成功しやすくなるので、必ず覚えて欲しいです。
最後の一本はよく集中して吸う
人生最後の一本です。
なので、味、におい、煙が肺を巡る感覚、血液にニコチンが流れて脳に到達する感覚、など意識を集中して感じ取りましょう。
そして別れを告げます。
そうする事によって、タバコとの縁を切ったと脳に印象付けられるので、後々になって「タバコってどんな感じだっけ」とまた吸いたくなるような事がありません。

灰皿やライターを片付ける
当然の行動ですね?!
タバコをやめるのですから、灰皿やライターなんて必要ありません。
ですが、意外にもライターはともかく灰皿をいつまでたっても捨てない人がいます。
理由は「記念に」とか「思い出だから」という、、、、
・
さっさと捨てましょう。
まとめ
禁煙に失敗するパターンは5つあります。
- 嫌な事があった時
- 気が緩んだ時
- 禁煙にネガティブな感情を持った時
- 他人がタバコを吸っているのを見て羨ましく思った時
- 禁煙補助薬に頼り過ぎた時
です。
禁煙に失敗しない為に心がけたい事は3つ
- 禁煙を楽しむ事
- 禁煙で失うものは何もないと思う事
- 禁煙を達成した人は特別ではない事
です。
そして、禁煙に失敗しない為の初期準備は、
- 禁煙をスタートする日を設定する
- 禁煙を開始する時は必ず1日のはじまりからにする
- ニコチンについての知識を得る
- 最後の一本はよく集中して吸う
- 灰皿やライターを片付ける
です。
禁煙を達成するのは大変難しいという世の中の常識的な説がありますが、決してそんなことは無く、禁煙はとても簡単です。
しかしやっぱり「禁煙は失敗しやすい」という考えはぬぐい切れません。
禁煙に失敗しやすいパターンを覚えておけばいくらでも対策ができるので、覚えておいては損はありません。
